砂糖が出てきたら、煮豆の話になっていくのでござるな。。。
途中で煮豆をやらなかったおかげで、ストックとなってしまった豆の消費活動をしている。。。というところでござるが、ただ、消費しているのではないのでござるな。
外の煮豆達はどう?
と、味を見ながら、家で砂糖の種類を変えてみる。
ほとんどの所が「白砂糖」なのでござるな。
小豆にしてもそう。。。だが、小豆を炊いても。。。なぜか惣菜臭さがついているものもあり、どんな豆を使っているのか?
はたまた、鍋を共用しているのか?
などと考えてしまう。
煮豆と言っても、砂糖で煮たり、若干醤油を加えたり、塩を加えたり、食卓の友なのでござるが、ただ、砂糖で煮ただけだと「どうも、菓子」として認識されるので、受けないのでござるな。このあたりが、買い手の頭の固いところなのでござるな。
だから、煮豆屋の味が一方向に傾く。
料亭の煮豆ともなると、ほぼ和菓子のようでござるが、料亭とつくだけで、砂糖菓子というよりも煮豆という認識が強くなるから。。。文字で食べている人が多くて、煮豆を本気で探す気になれない。作り手からして、豆の味を追求しようなんてことを考えないのでござるな。
と、拙者は自分で作って自分で食べているから。。。納得がいくまで追求できるのでござる。結論として。。。砂糖は白砂糖はよろしくない。ということがわかったのでござる。
まだ、グラニュー糖を使ったことがないのでござるが、さらに精製されたものらしいのでござるが、「氷砂糖」とどう違うかな?
と、考える。
実は、氷砂糖に関しては、溶けにくいから。。。時間差で糖液濃度を変化させるのに良いだろう。。。と思って使用したのがきっかけなのでござる。
ところが、氷砂糖だけで仕上げると。。。実におもしろくない味なのでござるな。
最後に塩を加えて調整しないと。。。単に甘いというだけで、豆の味が出てこない。
和三盆は甘みが大人しいので分量に困る。。。ということで買ってない。
ザラメ糖は。。。。照りを出すのに良いというが、煮豆に照りを出したところで。。。黒豆を炊いているのでないので、照りよりも「旨味」を重視したい。
ここで、偶然なのだが、氷砂糖と三温糖の合体がおもしろい味を出したのでござった。
最後、ザラメで照りだしをするのは、豆によって変えるのでござるが、
大豆を煮込んで甘煮にするときも、三温糖だけだと味が濃くなっておいしくないのだが、半分氷砂糖に切り替えると「あっさり」とした味になるのでござる。
この半分というのがくせ者でござるな。
煮るときの水の量はたっぷり!というのが知られているが、糖の量が少ない分、水の量を少なくして糖濃度をかせいで煮るということをしているので、鍋から離れられないのが大変でござる。
また、豆の仕込みに。。。最低12時間以上は手をかけている。
たとえば、えんどうの類は「重曹」水を使って浸す。。。この重曹はたくさん入れようが、少なく入れようがそれほどのph値が思っているほど変化しないので、少なくても良い。ものの本によると0.3%もあれば良いようなところもあるが、少なくていいよ!ってことでござるな。これのphが8から9の間だが、「アルカリイオンの水」という水はph9よりも大きいのでこれも使ってみたいところでござる。
アルカリ性に傾かせた水で豆を仕込んでおいて、そのまま煮て、アクとともに全部流してしまってから、再度水から炊き直すと。。。なぜか?芋のようなホクホクの仕上がりになるのでござる。重曹を使わないで必死に水で煮て、砂糖を入れて。。。ってやると弾力のある仕上がりになるが、皮がある豆は最後これが鍋底に焦げ付いてやっかいなのでござる。
と、糖は雑味があるものを使うと旨味を求めることができるが、使いすぎたり濃くすると、逆にしつこくなる。糖蜜をつくるときにも上白糖で作ってクセを取るのだが、そのまえに豆のクセが糖蜜に移ってしまうと、豆がおいしくなくなってしまう。
ここのところが、煮豆の大変むずかしいところでござるな。
というわけで、最近糖蜜漬けをやらなくなったのでござる。
なんだか、煮豆ひとつでずいぶんと勉強になったのでござるなー。
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