炊飯の科学?温度が決め手!。。。って40度から60度
以前紹介した本
「おいしさをつくる「熱」の科学 1600円+税 柴田書店 佐藤秀美著
こちらの本を毎日読んでいる拙者でござるが、やはり、毎日毎日読んでいて、気がつくこと、気がつかないことがあるのでござるな。
ここに、米を炊くことについて書いてあったのを、そのまま素通りしていたのでござる。
最近書いた米炊きの時間設定で、沸騰まで5分がちょうど良い。。。というのは、米の種類によって決定していたことに、今更ながら気がついて、
これを読み直して。。。みて。。。
米の旨味が増す。。。酵素の働き温度が40度から60度にあるのでござるな。
それで、沸騰まで10分という時間をかけると、この40度から60度の間の通過時間が確保されるということで、旨味が確保されている。
さらに、米の水に浸けている時間が30分から2時間。。。ということでござるが、常温水温の場合でござるから、温度を上げると。。。吸い上げが早くなる。
ということは、吸水時の温度を最初から40度に保って。。。短時間で処理したら?
という疑問が湧くのでやってみたのでござる(笑)。
朝起きて、この米の吸水時間の為に。。早起きする人はつらいと思われるのでござるが、ずぼらにめんどうな。。。。やり方。。。。というものを見つけるのもおもしろい。
アルミボウルに水を入れて、ガス台で中火でしかけて、
隣で米を洗って、そのままざるごと。。。アルミボウルに乗せる。
アルミボウルの温度は。。。30度ぐらいまではすぐに上がるが、40度近辺からなかなか上がりにくい。。。。
米を洗っている時間をここに重点を置いて、
米を研いだら。。。アルミボウルの水温が50度ぐらいになっているだろう。。。という火の加減でよい。
そして、アルミボウルを別の湯煎鍋に浮かせて、そして、ざるごとアルミボウルに入れて、
吸水をさせる。
この時間15分。
ざる上げ。。。5分。
この間に、炊く鍋silitのミルクポットに炊く水を量って入れて、40度に温めたら、蓋をしておいておく。
(鉄玉子は使用しておりませんよ)
さて、米をsilitのミルクポットに入れたら、とりあえず、温度を測って、弱火でスタート。
最初の5分は、この弱火でじわじわと温度を上げる。
そして、残りの5分をかけて、中火に切り替えて、沸騰まで持っていく。
この時、蓋をしていること。
ガラス蓋の上から、「ぐつぐつ模様」が見えるので「なかなか良い」
沸騰の温度が確認できたら、火を弱火にかけて、20分の炊飯時間を確保する。
ここれが難しいところなので、使用する水は「ちょいとだけ」多めに用意。
これで良い。
20分が経過したら、蓋と鍋の間にフキンを挟んで蒸らし。。。10分。
これでできたのは。。。
やわらかいご飯でござった。。。

しかも、水分がすごく多い。
かと言って、グニャグニャではない。
そこがおもしろい。
これを応用して行きたいと思うのでござるな。
肝心の旨味はどうなったのか?
いつもよりも、食べやすい味になった。。。という程度で、この旨味が爆発的に増えたか?
というと、そうでもない。
ずぼら法だと、それほどの変化はないが、
吸水時間を短くても、やわらかいご飯が炊ける。。。ということがわかれば
それで良い。
本当に旨味を増やすのであるならば、吸水温度を下げて、
炊飯時間の中に40度から60度という通過温度の時間を長めに設定することが重要であるかと
思ったのでござる!
これは、研究がおもしろいでござるな。
どんな飯ができるか?
ちなみに。。。今回使用した米は。。。熊本のヒノヒカリ1.5合。
実に上品な味がする米なのでござるが、これを本格的に生かすには。。。勉強の時間がかかりそうでござるな。
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コメント
その後。。。この40から60度の温度帯。。。疑問が沸いた。酵素活性は1分2分では全体に行き渡るのか?ということですね。だから米炊きで酵素活性というものが動いているならば80度から90度にある酵素活性のほうが大きいのでは?
ないだろうか?
また、このでん粉に関連する酵素は、10度より低いところにもありまして、いろいろあるものですが、酵素が働いていろいろな分解をするためには。。。時間を長くおいておかないと。。。意味がないでしょう。。。
と、思うのと、40度から60度で米をしょりすれば、米がだめになるのは米の本でもいろいろ実験データが出ておりますね。本を読みながら、これは本当なのか?と思うことも大事。ただしいこともあり、まちがったものもある!
それは、わたくしのような経験者がこうやって公開することが大事ですね。
投稿: ふるかわくん | 2009/10/06 18:07
実は。。。この方法には、困った部分があり、浸け時間の時に高い温度でやると。。。腰が抜けてしまうのでござる。
たまたま、ヒノヒカリの状態が良かった。。。。ということではなく、ヒノヒカリはもっと「ぱらり」と仕上がるので、これは、腰が抜けた「ヒノヒカリ」の仕上がりのレポートをしたことになるのでござるな。
吸水の水温は下げておかないと、要するに周囲のデンプンが単なる吸水だけしてくれれば良いということで、熱を加えて、崩れやすいようにし向けてはならないのでござるな。後は。。。最終的な水蒸気飛ばしで。。。米の形成を整えることができるので、「火力」と「時間」とテクニック。。。
今は、湯立て法を取り入れているので水から炊くこの方法をやることはないでござるが、できあがりの写真の見ると。。。「粒が膨らんでいる」でござるな。よく、この形で保たれた!と思って驚いているのでござるが、水の取り込みが高い「東のコシヒカリやひとめぼれ」では、こうはいかないはずでござるな。
40℃から60℃の酵素活性時間。。。というのは、吸水でなく、炊飯の時の温度変化時間でござる。
投稿: ふるかわくん | 2009/06/21 17:58